2007年06月19日

バイオアルコールについて個人的に思うこと

このブログにバイオ燃料について記載するのは、
今回がはじめてと思う。‥と言うより
素晴らしいと言えない部分があり記載を控えていたのだけど
正直なところ‥食べるのに困っている人々が存在するのに
食べ物を燃料にするのには抵抗感を感じていました。
そして、何かしっぺ返しがあるような
そんな気が‥漠然とあったのです。

環境に優しい?‥という事で

各国で取り組んでいる車の燃料のバイオ化
現在使われているガソリン等の一部もしくは全部を
植物から精製されるアルコールでまかなおうという計画
京都議定書にも関係しているのですけど(詳細省略)
バイオ燃料については、様々な問題が生じている様子です。
私でも少しは考えつく‥もしくは聞いた問題の数々?を
記述します。

燃料への転換効率が高い代表的な植物として
トウモロコシがあげられます。燃料として
取引される事になるのです。特に、こだわりがなければ
作る側の考えとしては、少しでも値の高いところに卸します。
食用でも飼料でも燃料でも値が高ければいい‥と、
そう思うのは必然です。その結果として
トウモロコシの値が高くなります。高くなると
ほかの、例えば大豆などを作っていた農家も
トウモロコシの栽培を重視するようになり
大豆を栽培する農地の面積も少なくなります。
すると、大豆の収穫される量も少なくなり
一般に出回る大豆の量が少なくなります。品薄感により
大豆の価格も高くなる可能性も大きくなるのです。
家畜のエサとしてのトウモロコシに注目すると
畜産業者のエサ代の値上がりにつながっています。
すると、やはり育てられた肉も値上がりしかねない
状況になります。結果として
一般庶民の家計が苦しくなる事になります。

農地の拡大については、さらにまずい状況があります。
場所によっては、森林を切り開いて‥と言うより
焼き払って農地を作るのです。焼き畑です。
長年、二酸化炭素を吸収し地球の環境を守ってきた森林は
消失しますし、焼くのですから二酸化炭素を排出します。
地球温暖化が大問題になっているのに‥これでは
環境保護ではなく環境破壊です。


日本でも、バイオアルコールの計画があります。
アルコールの精製に現在考えられている植物に
米があります。もうすでに‥実験用なのか
プラントも存在している様子です。
どんどん様々なモノが値上げしていって‥ついに
米まで‥という不安を感じます。

ガソリンにまぜるバイオアルコールの量は
ごく少量のパーセンテージなのですが
それを日本国内のモノだけでまかなおうとすると
日本全土を農地にしないといけないと
聞いた事があります。

まあね‥、
あれもダメ!これもダメ!とばかりは言っておれないという
現状もあるので、国としての今後の舵取りに
期待するしかないのかな?とも思います。
それにしても、現在の日本は様々な難題を抱えています。
環境・過疎化・食料自給率・少子化・失業・ニート‥‥何か
過去のツケをいっぱい抱えているような、そんな気がします。
しかも、悪循環を繰り返しているような‥、でも
それならば、良い方に循環を変えていければ、少しづつでも
明るい未来も見えてくるかもしれない‥という
淡い期待もあるのです。あくまでも淡い
淡い期待なのですが。

posted by ロン at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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